LS_COLORS : MinGW,MSYSで、lsのディレクトリ名を見やすくする
MinGW,MSYSの端末でlsすると、ディレクトリ名が青色で表示されますが、バックが黒で非常に見づらい。
こんな感じ。
user@windows ~ $ ls 黒地に暗い青/ こんな色では/ 読めないよ(怒)/
ディスプレイ全体を明るくすればマシになるけど、他が明るすぎて目が痛い。
てことで、ディレクトリを明るい水色で表示するよう設定します。LS_COLORSという変数に設定すれば良いそうです。
export LS_COLORS="di=01;36"
di
はディレクトリの表示色の指定で、01;36
は文字色を明るい水色にするという意味。
user@windows ~ $ ls どないです?/ 少し明るい/ 未来が見えた?/
いいですね。でも、暗い水色も落ち着いていて良いかも。
user@windows ~ $ ls 明るい未来/ 世界平和だ/ コノヤロウ/
一晩中遊んでいられそうな気がしてきましたが、、、確認できたら、さっさと.bash_profileへ。
~/.bash_profile
export LS_COLORS="${LS_COLORS}:di=01;36"
source ~/.bash_profile
で即有効に。
表示属性
文字属性の指定
値 | 文字属性 |
---|---|
00 | 標準 |
01 | 強調(文字色が明るくなる) |
04 | 下線を引く(*1) |
05 | 点滅させる(*2) |
(1) MinGW,MSYSでは、下線は引かれず文字色が暗い水色になりました。
(2) MinGW,MSYSでは、点滅せず背景色が白(灰色)になっていました。
文字色の指定
値 | 文字色 |
---|---|
30 | 文字色=黒 |
31 | 文字色=赤 |
32 | 文字色=緑 |
33 | 文字色=黄 |
34 | 文字色=青 |
35 | 文字色=紫 |
36 | 文字色=水色 |
37 | 文字色=白 |
- 標準は暗い色なので普通の白は実は灰色。強調すれば白。
- 明るい黒は、暗い白よりも暗い灰色。
背景色の指定
値 | 背景色 |
---|---|
40 | 黒 |
41 | 赤 |
42 | 緑 |
43 | 黄 |
44 | 青 |
45 | 紫 |
46 | 水色 |
47 | 白 |
- 明るい背景は指定できないみたいです、、か?
カラーサンプル
下線・点滅以外の全組み合わせを下に。設定などの参考になれば。ただし、微妙に違うかもしれません。