JavaScriptのラムダ式(アロー関数)は丸括弧で括らなければ即時実行できませんのね
Node.jsで以下のようにラムダ式を即時実行していたのですが、ブラウザでは構文エラーとなって動かないんです。
(()=>{ console.log("これ動きません"); }());
まさかコレが動かないとか思いもよらず。 どう見直しても問題があるとは思えなかったのだが動かないから仕方がない。
追記(2017-03-29):JavaScriptの言葉的には「ラムダ式」ではなく「アロー関数」のようですので、タイトルにのみ追記しました。
色々やってみた結果、ブラウザで動作させるには、以下のようにラムダ式全体を丸括弧で括る必要があるようですね。 しかし、なんだかカッコが多すぎ。ラムダ的に台無し感がありますなー。
((()=>{ console.log("これでヨシ。だがしかし・・・"); })());
丸括弧なしでは関数オブジェクトとして評価されていないようです。
アロー演算子(=>
)の優先度の問題かな?
そもそも、どちらが正しいのかわからなかったので、調べてみると、どうやらECMAScript6の仕様のバグだそうで、 Node.jsでは便利な様に解釈して実装されているのかも知れませんが、今の所ブラウザではどうにもならないようですね。
即時実行するときはラムダ式を使わないというのが安全・安心? 関数内のthisが定義時にバインドされちゃうようなので、単なる無名関数の構文糖として使うのはマズいらしいし・・・